■パリオリンピック™ 競泳・男子200m平泳ぎ準決勝(日本時間31日、ラデファンス・アリーナ )
男子200m平泳ぎ準決勝に渡辺一平(27、トヨタ自動車)と花車優(24、イトマン東進)が挑み、ともに全体の8位以内に入って決勝進出を果たした。2大会ぶりの五輪となった渡辺は全体5位、初出場の花車が全体7位で明日の決勝へ駒を進めた。
両者ともに準決勝2組に登場。元世界記録保持者の渡辺はスタートから上位で泳ぎを進め、花車は開催国フランスの“怪物”L.マルシャン(22)と隣レーンで、前半は追う展開。最後の50mで花車は追い上げをみせ、前を行くマルシャン、渡辺に次ぐ3着でフィニッシュ。タイムは渡辺が2分09秒62、花車が2分09秒72。
レース後、渡辺は「ちょっとタイム的に満足いかないタイムですけどしっかりと見返して、明日の決勝に備えられたら」と振り返り、花車は「水泳でこれだけ盛り上がるのを見たのは初めてなんで、率直に水泳をする人間としてすごく嬉しい」と五輪の独特の雰囲気を感じているという。続けて「このタイムだと勝負にはならないんですけど、実力としてはもう拮抗してるかなと思うのでベストを尽くすだけ」と決勝に向けて意気込んだ。
男子200mバタフライ準決勝では五輪初出場の寺門弦輝(21、セントラルスポーツ)が、1分56秒21の組8着。予選で敗退した東京五輪銀メダリストの本多灯(22)が観客席から声援を送るも、予選よりもタイムを落とし決勝進出を果たせなかった。
さらに、男子4×200mフリーリレー決勝では村佐達也(17)、松元克央(27)、眞野秀成(24)、アンカーの柳本幸之介(20)で挑んだが、終盤まで4番手争いを繰り広げるも7位でフィニッシュ。イギリスが金メダルを獲得した。
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