オリンピック開会式前夜にフランスの高速鉄道の設備が燃やされた事件で、当局は、同一組織による計画的な犯行の可能性があるとみて調べています。

放火された高速鉄道TGVの3路線のうち、北部の路線では、線路沿いの設備が何らかの器具で破壊され、ケーブルを燃やすために可燃性の液体が使われた疑いがあることが新たに分かりました。

また捜査の一方で、世界中の報道機関に事件への関与を示唆する匿名メールが届いていることも分かりました。

現地メディアによりますと、メールでは、オリンピックを「国が人々の従属を演出する巨大な舞台」などと批判していて、極左勢力が関与した可能性が指摘されています。

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