◆パリオリンピック・体操男子予選（27日、ベルシー・アリーナ）
パリオリンピック・体操男子予選の橋本大輝(22)が鉄棒で決勝進出を逃し、種目別2連覇の可能性が消えた。
2021年の東京オリンピック種目別鉄棒で金メダルに輝いた橋本。同種目で上位8人が進出する決勝に進めず、2大会連続金メダルの可能性が消失した。
橋本は予選で、F難度「リューキン」、G難度「カッシーナ」など離れ技は全て決めたものの、着地が大きく乱れてフロアに両手をつく痛恨のミス。
得意種目の鉄棒でまさかの日本勢4番手の13.733点にとどまり、最終班を残して予選突破はほぼ消滅した際には、ぼう然自失となってベンチでうなだる姿も見られた。
今年5月中旬に右手中指の靱帯を損傷し、調整が遅れていた橋本。24日の試合会場練習でも落下が目立っていたが、予選敗退というまさかの結果となった。
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