パリオリンピックが開幕した7月26日、カナダ・オリンピック委員会は、サッカー女子チームの監督を離脱させたと発表しました。

カナダのサッカー女子チームは、プリーストマン氏が監督を務めていましたが、カナダ・オリンピック委員会は26日、チームからプリーストマン氏を離脱させ、代わりにアシスタントコーチのスペンス氏がオリンピックで指揮を執ることになったと発表しました。

ロイター通信によると、カナダは、1次リーグA組初戦の対戦相手だったニュージーランド代表チームの練習を2度にわたり、スタッフが飛ばしたドローンによって妨害したとみられています。

さらに、カナダサッカー協会は「パリ五輪より前の対戦相手に対するドローン使用の追加情報も明らかになった」としていて、独立機関が調査を進めているということです。

IOC(国際オリンピック委員会)は27日の会見で、「オリンピックの理念はフェアプレーであり、そのためにドーピングテストといったルールがある。現在調査中で、すでに制裁が下されていると聞いている。今後数週間かけて、フェアプレーを見せていきたい」とコメントしています。

カナダ女子代表は、2021年の東京大会で優勝していました。

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