パリ五輪には静岡県内出身者や県にゆかりのある選手も多く出場します。それぞれの競技でメダルを目指す県勢の日本代表選手を紹介します。

柔道男子73kg代表の橋本壮市選手:
本当に五輪で勝つ準備はできた。金メダルを静岡に持ち帰りたい

静岡県勢に代表内定第1号、浜松市出身・柔道男子73kg代表の橋本壮市選手(32)。

片手袖つり込み腰、通称「橋本スペシャル」と称される技を武器に世界一にも輝いた実績がありますが、オリンピックは初出場。

史上最年長で掴んだ夢舞台で金メダルを目指します。

サッカー・関根大輝選手:
すごく嬉しい気持ちが一番ありましたし、ここからまたしっかり日本を代表して戦うので身が引き締まる思いっていうものが湧いてきました

一方、サッカーでは静岡市出身・関根大輝選手(21)。拓殖大に籍を置きながら、J1柏でレギュラーの座を掴んだ彼は187cmの長身と足元の技術を強みとする攻撃的なSBで、2024年のアジアカップ制覇にも貢献。

さらにジュビロ磐田の鈴木海音 選手(21)が、代表選手が1人負傷したことでバックアップメンバーから本登録に。

56年ぶりのメダル獲得、そして世界の頂へと挑みます。

そして、県勢最多出場の自転車。 

県東部を拠点に活動する13人が代表に選出され、東京大会・銀メダルの梶原悠未 選手(27)を筆頭に、多くのメダル獲得が期待されています。

陸上からは5人が選ばれました。

まずメダル候補が競歩の浜松市出身・池田向希 選手(26)。前回惜しくも銀でしたが、パリで頂点を狙います。

そしてレジェンドの走りにも注目です。男子200mに挑むのが御前崎市出身・飯塚翔太 選手(33)。日本男子短距離界で史上2人目となる4大会連続の出場です。

その他、テニス女子シングルスで袋井市出身の内島萌夏選手(22)など、静岡ゆかりの選手たちの雄姿に注目です。

一方、アスリートだけではありません。静岡市出身で体操男子の水鳥寿思監督(44)。

現役時代 アテネで感動の金メダルを手にし、監督としては3大会連続のオリンピック。

東京大会で僅差で敗れた悔しさを糧にパリでの飛躍を誓います。

体操男子・水鳥寿思監督:
僕らは東京で悔しい思いをして金を獲りたい気持ちが強いので、その気持ちでプレシャーをはねのけたい

この他、陸上では東京大会に続いて出場する競歩・男女混合リレーの川野将虎 選手、男子1万mの太田智樹 選手、女子やり投げの斉藤真理奈 選手が出場します。

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