日本スケート連盟は26日、2022年北京オリンピック™のフィギュアスケート団体の日本のメダルが、銅メダルから銀メダルに繰り上がることが確定したことを受け、選手のコメントを発表した。
北京五輪ではロシア出身のカミラ・ワリエワが、ロシア・オリンピック委員会のメンバーとして団体戦に出場し、金メダルを獲得したが、大会期間中に過去の大会でのドーピング違反が発覚。今年1月、スポーツ仲裁裁判所は4年間の資格停止の裁定を下していた。ロシア側は裁定を受け、国際スケート連盟が行った順位の変更に不服を申し立てたが、スポーツ仲裁裁判所は25日、訴えを棄却した。
パリオリンピックで、メダルの授与式が行われる見通しとなっている。
【選手コメント】
坂本花織選手:
率直にとても嬉しく思います。それと同時にこの日が来るまでとても長かったと感じました。この団体戦銀メダルは一緒に戦ったチームメイトはもちろん、たくさんの関係者の皆様のおかげで獲得できたものと思っています。この場をお借りして感謝申し上げます。そして今回の経験を通じて、改めてスポーツの公正さと誠実さの重要性を強く感じました。今後もフェアでクリーンな試合が続くよう、スポーツマンシップを大切にして全力で競技に励み、精進してまいります。
樋口新葉選手:
ようやくメダルをいただけることが決まり、素直に嬉しく思います!これまでお世話になり、支えて下さった方達にも早くお見せしたいです。
鍵山優真選手:
今回、北京五輪の団体戦のメダルがもらえることを嬉しく思います。みんなで獲得したメダルは良い思い出になりそうです。
宇野昌磨さん:
このたびオリンピック団体のメダルをいただけることをとても嬉しく思います。フィギュアスケート日本選手全員で素晴らしい結果を残せたことをとても誇らしく思いますし、このようにメダル授与式という素晴らしい場を設けていただけたことにとても感謝しています。
三浦璃来選手/木原龍一選手:
チームの皆様、応援をしてくださった皆様、支えていただいている全ての皆様に感謝をし、喜びを分かち合いたいと思います。そして私たちの次の目標に向かってこれからも真摯に競技活動に向き合い、日々精進してまいります。
小松原美里さん:
待ち侘びていました。心より嬉しく思います。一緒に頑張った尊敬する仲間達とコロナの時とは違う本当のハグをして、おめでとうと直接伝えたいです。応援して下さった皆様、支えて下さった皆様に笑顔で元気が届けられるように大切な時を過ごしたいと思います。
小松原尊選手:
本当に嬉しく思います。日本のために一緒に頑張った仲間に、おめでとうとお疲れ様を伝えたい気持ちでいっぱいです。そしてコロナの中で、家族と支えてくださった方々が北京に観に行けませんでした。今回パリオリンピックで、みんなと一緒にお祝いをしたいです。
長島昭久会長:
北京オリンピックからおよそ2年半が経過し、メダルを手にするまでたいへん長い時間がかかりましたが、この結果を心から喜びたいと思います。日本にとって団体戦初となるこの銀メダルは、国を代表して懸命に戦った選手たちの努力の証であり、あらためて選手たちの栄誉を称えたいと思います。
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