■プロ野球 ヤクルト 4-3 中日(16日・神宮)
ヤクルトは中日に逆転勝利を飾り2連勝となった。試合は1回表、先発・山野太一(25)が2死一塁から4番・福永裕基(27)に第3号2ラン、続く5番・細川成也(25)に第11号ソロ本塁打を放たれ3点を失った。しかし3回裏に3番・宮本丈(29)の適時内野安打で1点を返すと6回裏には8番・丸山和郁(24)の適時打などで3ー3の同点に追いついた。さらに7回裏、4番・村上宗隆(24)の一打が敵失を誘い4ー3と勝ち越した。
前日の試合では2回裏に中村悠平(34)の適時二塁打、山田哲人(32)の適時打などで3点を先制した。さらに8回裏にも中村の適時打で4点目を奪った。投げてはヤフーレ(26)が6回1失点の好投を披露し5勝目を挙げた。チームは連敗を8でストップさせた。
山野の立ち上がりは1回、先頭の岡林勇希(22)を中飛、2番・田中幹也(23)を遊ゴロに打ち取り2死を奪った。しかし3番・カリステ(32)にセカンドの内野安打で出塁を許すと4番・福永にライトスタンドへの2ラン本塁打を放たれ先制を許した。さらに5番・細川にレフトへのソロ本塁打を打ち込まれ3点目を失った。
打線はその裏、中日の先発・小笠原慎之介(26)に対し先頭の長岡秀樹(22)が中安打で出塁するも2番・増田珠(25)がショートへの併殺打に倒れ2死走者無しとなった。続く3番・宮本は三直に終わり無得点に抑えられた。
3点を追う2回裏、この回の先頭・4番・村上が死球を受け出塁。小笠原の暴投の間に二塁へ進塁すると続く5番・オスナ(31)は左安打を放ち無死一、三塁とチャンスを迎えた。6番・中村は遊飛、7番・山田は空振り三振に倒れるも8番・丸山和は四球を選び2死満塁。しかし代打・北村拓己(28)は空振り三振を喫し得点の好機を逃した。
山野は2回29球を投げ3安打3失点で降板。3回表、2番手・ロドリゲス(26)がマウンドに上がり1番・岡林から始まる打線を三者凡退に抑えた。
3回裏、1番・長岡がレフトフェンス直撃の二塁打を放ち出塁すると2番・増田の一ゴロの間に三塁へ。迎えた3番・宮本の打球はセカンドへの適時内野安打となり1点を返した。
2点差のまま6回表は3番手・星知弥(30)が無失点に抑えた。その裏、先頭の3番・宮本が左安打で出塁。4番・村上は遊飛に打ち取られるも5番・オスナに左二塁打が飛び出し1死二、三塁に。続く6番・中村の遊ゴロの間に三塁走者の宮本が本塁へ帰り3ー2と1点差となった。さらに7番・山田は死球を受け2死一、三塁とし8番・丸山和の打球は右安打となり同点に追いついた。
7回裏、中日の2番手・藤嶋健人(26)に対し先頭の1番・長岡が四球で出塁。2番・増田が送りバントを決め得点圏に走者を進めた。3番・宮本は一ゴロも2死三塁とし迎えた4番・村上の打球をショートを守るロドリゲス(22)の後逸。勝ち越しに成功した。
4番手・小澤怜史(26)が2イニング目となる8回表を無失点に抑えるとそのまま1点リードで9回表を5番手・木澤尚文(26)が抑え試合終了。勝利したヤクルトは中日に2戦目でカード勝ち越しとなった。
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