7月14日、明治安田J1の名古屋グランパスは、ホーム・豊田スタジアムで柏レイソルと対戦しました。

グランパスは5月18日の鳥栖戦を最後に、リーグ戦で約2か月勝利がなく4連敗中。この日も前半7分、レイソルに先制を許し苦しい展開に。

そんな重い空気一掃してくれたのは、レンタル移籍先のポルトガルから1年半ぶりのグランパス復帰となった日本代表の相馬勇紀(27)。

試合は0-1で前半を終え、相馬はハーフタイム中に「ゴール見えたらどんどん打っていこうって話と、ボール奪いに行かないと取れるようにもならないし、奪いにいって抜かれたら周りがカバーすればいいから、積極的にやってくと俺ら勝てるよ!!2点取って勝つよ!!」と味方を鼓舞。そして後半に入ると相馬自身が、その言葉を体現しました。

後半9分、相馬はコーナーキックからヘッドで合わせ、Jリーグ617日ぶりのゴールで同点に。3万人を超えるサポーターは歓喜に沸き、味方たちも相馬の言葉とゴールに触発され奮起しました。

わずか2分後には、山岸が移籍後となる今季初ゴールで勝ち越し。そして試合終了間際には、守護神ランゲラックがスーパーセーブでゴールを死守し、グランパスは2か月ぶりの白星。救世主 相馬勇紀が言葉とゴールでチームを勝利に導きました。

(名古屋グランパス 相馬勇紀選手)
「本当にみんなが活気づいたのはよかったと思いますし、チーム全体でつかめた良い勝利だと思いますけど、伸びしろはまだまだあると思うので、またみんなでやっていけたら」

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