夏の甲子園をかけた全国高等学校野球選手権静岡大会は7月14日に県内8球場で16試合が行われ、2回戦の全日程を消化した。主な試合結果と14日終了時点の勝ち上がり表は以下の通りとなっている。

Aブロック

7月13日に2回戦が行われ、第2シードの静岡は初戦の固さからか先制を許す展開も7対3で浜松西を下した。

2006年以来の甲子園を目指す古豪・静岡商も7回コールドで完封勝利。3回戦へと駒を進めた。

一方、コーチとして健大高崎のセンバツ初優勝に貢献した赤堀佳敬 監督が今春就任した磐田東は静岡市立に2対3で敗れている。

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Bブロック

Aブロックと同じく7月13日に2回戦が行われ、最速150キロ超の剛腕・小船翼 投手を擁する知徳は浜松日体を相手に6対1と快勝。

46年ぶりに夏のシードを獲得した川根は聖隷クリストファーに1対8で敗れている。

また、昨夏の代表校・浜松開誠館はセンバツ優勝経験のある常葉大菊川と対戦。8回終了時点では2点差でリードを許す展開だったが、9回表に大量6失点を喫し万事休す。今夏は1勝もあげることなく涙を飲んだ。

Cブロック

シード校の東海大静岡翔洋は浜松市立に7回コールド勝ち。

同じくシード校でオリックス・バファローズ不動のショートストップ・紅林弘太郎を輩出した駿河総合は富士市立と対戦し、13対1で5回コールドとこちらも大勝を収め、2年ぶりの甲子園を狙う日大三島も浜松湖東を相手に9対0で7回コールドと快勝した。

Dブロック

春の県大会を連覇した加藤学園は韮山を8対1で下し、7回コールド発進。

桐陽と対戦したシード校の常葉大橘は、8回裏に同点に追いつかれるも9回表に1点を勝ち越し、4対3で3回戦へと駒を進めている。

同じくシード校の浜松工は1対1で迎えた7回裏に1点を勝ち越し、小笠に2対1の辛勝。

一方、シード校の伝統校・浜松商は清流館に対して1回裏に幸先よく4点をするも2回表に2失点。5回表には大量6失点を喫するなど5点差で9回裏を迎えるが、ここから驚異の粘りでヒットや盗塁を重ね大逆転勝利を収めた。

3回戦は7月20日・21日に行われる予定となっている。

(テレビ静岡)

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