部活動の指導を地域の外部指導者などで行う、いわゆる「部活動の地域移行」について検討する委員会が4日、宮崎市で開かれました。

委員会には、部活動の関係団体の代表や県の職員など約30人が出席。小林市のモデル校で見えてきた指導者の確保や経費負担などの課題が報告されました。

また、県は、来年度までに全市町村で部活動改革に関する方針を策定し、土日の活動で少なくとも1つ以上を地域移行するなどの推進計画案を示しています。

これに対し、委員からは、次のような注文が付きました。

(委員)
「地域連携はかなり進んでいるが、地域移行はハードルが高すぎる」
「子供たちが将来、部活ができる環境がなかったということだけはないような状況にしていただきたい」

また、委員からは、「県内では認められていない外部指導者の大会引率を認めてほしい」という意見も出されました。

県では、4日に出た意見を踏まえ、今年度中に推進計画をまとめることにしています。

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