■プロ野球 中日 1-5 DeNA(28日・バンテリンドーム)
DeNAは中日に快勝し、4月12日以来の貯金2となった。試合は4回表、3番・佐野恵太(29)の適時打で先制。さらに5回表には相手の失策で2点目を挙げると8番・京田陽太(30)の適時打、1番・桑原将志(30)の犠飛で4ー0と試合の主導権を握った。7回表にはまたも京田に第1号ソロ本塁打が飛び出し5ー0と突き放した。7回裏に1点を返されるも反撃を許さず、リードを守り切った。
前日の巨人戦(横浜スタジアム)では延長10回の末、宮﨑敏郎(35)が第6号ソロ本塁打を放ち今季初のサヨナラ勝利。チームはこの日からバンテリンドームで中日との3連戦を迎える。カード初戦の先発・ジャクソン(28)は前回登板の21日、阪神戦(甲子園)で7回途中無失点と好投し安定した投球を披露している。
打線は1回、中日の先発・髙橋宏斗(21)に対し、先頭の桑原が右飛、2番・度会隆輝(21)が一ゴロと2死を奪われると3番・佐野は三ゴロに倒れ走者を出せず。
その裏、ジャクソンの立ち上がりは先頭の福永裕基(27)を一邪飛、2番・田中幹也(23)を二ゴロ、3番・細川成也(25)を三ゴロに打ち取り三者凡退に抑えた。
中盤に入った4回表、1死から2番・度会が左安打を放ち出塁すると3番・佐野にセンターフェンス直撃の適時二塁打が飛び出し先制に成功した。
5回表にはこの回の先頭・宮﨑がレフトの頭を越える二塁打で出塁すると6番・山本祐大(25)の打球をサードを守る福永が捕球ミス。その間に2点目を挙げた。続く7番・関根大気(29)はサードへの内野安打で繋ぐと、無死一、三塁から8番・京田にライトへの適時打が飛び出し3-0に。さらに9番・ジャクソンが送りバントを決め1死二、三塁とすると1番・桑原の右犠飛で4ー0とリードを広げた。
終盤7回表、中日の2番手・祖父江大輔(36)に対し、無死走者無しから8番・京田にライトスタンドへのソロ本塁打が飛び出し5点目を挙げた。
しかし7回裏、1死走者無しから5番・板山祐太郎(30)に右二塁打を放たれ出塁を許すと6番・ディカーソン(34)の打席でジャクソンが暴投し1死三塁。ディカーソンの遊ゴロの間に1点を返された。
ジャクソンは7回97球を投げ抜き3安打8奪三振1失点の好投を披露。8回裏は2番手・佐々木千隼(30)が8番・龍空(21)から始まる打線を三者連続三振に。9回裏も佐々木が2イニング目のマウンドに上がり無失点に抑え試合終了。DeNAはカード初戦を勝利で飾り2連勝、貯金2となった。
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