パリ五輪のアジア大陸枠を勝ち取ったビーチバレーの女子日本代表が24日、帰国した。

女子日本代表は23日に中国・寧波で行われた「パリ五輪アジア予選第3フェーズ」で優勝し、パリ五輪切符を獲得した。準々決勝でインドネシア、準決勝でタイを下し、迎えた決勝戦は中国と2戦先取方式で対戦。1勝1敗で迎えたゴールデンマッチを長谷川暁子(38、NTTコムウェア株式会社)・石井美樹(34、湘南RIGASSOビーチバレーボールクラブ)組が2-1で制し、優勝。2008年北京大会以来16年ぶりに自力で出場枠を獲得した。

この大会には長谷川/石井組と橋本涼加(30、トヨタ自動車株式会社)/村上礼華(27、株式会社ダイキアクシス)組の2組が日本代表チームとして出場したが、優勝により得たオリンピックの出場枠は「1」。日本代表としてパリ五輪に出場することができるペアは、25日開催される強化委員会にて選出される。

東京五輪代表として出場するも、予選敗退と悔しい思いをしていた石井。「オリンピックは最高の舞台。予選突破をして決勝トーナメントにいけるように、そしてメダルを目指して頑張りたい」と、選出されれば前回大会以上の結果を求めて戦う覚悟だ。

ペアを組んで戦った長谷川も「エッフェル塔の前でプレーするのですごくテンションがあがるなとイメージしている。そこに自分の最高のパフォーマンスをもっていきたい」と話した。パリ五輪にむけ心も体も整え、夢の舞台でメダル獲得を目指す。

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