■FIVBバレーボールネーションズリーグ 男子予選ラウンド 第3週 日本 3ー0 アメリカ(日本時間23日、フィリピン・マニラ)
ネーションズリーグの男子大会で、日本代表(世界ランク4位)はアメリカ(同5位)との予選ラウンド最終戦にセットカウント3-0のストレートで勝利。主将の石川祐希(28)、西田有志(24)が欠場したなか、勝利で最終戦を飾り、大会通算成績を9勝3敗とした。この試合を終え世界ランキングは4位から2位に浮上した。
試合をベンチから見守った石川は「3対0で勝ち切れたことが大きかった」。この日最多となる18得点を挙げた宮浦健人(25)、16得点の甲斐優斗(20)も28日からポーランドで行われるファイナルラウンドへ意気込みを語った。
Q.試合を振り返って
甲斐:本当に最初から思い切ってできたので、その結果3ー0で勝つことができて本当に嬉しく思います。
解説を務めた福澤達哉さん:甲斐選手、お疲れ様です、おめでとうございます。
甲斐:ありがとうございます。
福澤さん:今日もいい笑顔出てたね。
甲斐:ありがとうございます(笑)
福澤さん:アメリカは非常にブロックが高いチームだと思うんですけど、その高さに対して、どういったところを工夫してスパイクを打ってましたか。
甲斐:打点を落とさないっていうところだけを意識して、思い切って落ち込みました。
福澤さん:(セッターの)深津(旭弘)選手(36)のコンビの中で、しっかり甲斐選手の打点を生かすトスが上がってきたと思うんですが、この辺りコンビネーションというのはこれまでどういう形で2人で会話してきたでしょうか?
甲斐:最初からずっとこれまで高さだけっていうのを意識してやってきたので、その結果がこうしてアメリカ戦で出せて本当に嬉しく思います。
福澤:劣勢な場面でもサーブ、サーブ起点で今日のゲーム巻き返したと思うんですけども、あのサーブのときはどういうメンタル、どういう考えで売ってるんですか。
甲斐:今日は全部思い切って打つだけだなと思ってたので。点数を見ながらしっかり打つことができたんできたかなと思います。
福澤さん:今日のこのパフォーマンスをどんどん上げていってもらえば次ファイナルラウンド待ってますから。ぜひまた活躍期待します頑張ってください。
甲斐:ありがとうございます。
Q.最後にファイルラウンドに向けて一言
甲斐:本当に厳しい戦いが続くと思うので、チーム全員で勝ちに行けるよう頑張りたいです。
この日はベンチから声援・石川祐希主将
Q.フィリピンラウンドは3勝1敗
石川:カナダ戦で負けてしまって、そこは反省しなかればならないですし、この後ファイナルがあるので、オリンピック前の最後の大きな戦いになるので、そこでどれだけ結果が出せるかっていうことと、どれだけ質の高いプレーが出せるかっていうことが重要になってくると思います。
Q.今日のアメリカ戦は?
石川:しっかりと3対0で勝ち切れたことが大きかったですし、他の選手もミスがあったり、アメリカのミスに助けられたりした部分もあったので、それでもしっかり勝ち切れたのは大きかったと思います。
Q.フィリピンのお客さんはどうでした?
石川:すごく会場も盛り上がりましたし、楽しい雰囲気でフィリピンラウンドを戦うことができました。
Q.ファイナルラウンドに向けて
石川:(準々決勝)は多分カナダとやることになるので、カナダには(予選ラウンドで)負けているので、もう一度自分たちのバレーをし直すっていう所を取り組んでいきたいと思いますし、このネーションズリーグでファイナルに行くことも私たちの一つの目標というか、カギになってくるポイントになってくると思うので、そこに臨めるように準備していきたいと思います。
チーム最多18得点の活躍・宮浦健人
Q.フィリピンラウンドの3勝1敗について
宮浦:難しい試合を勝ち切れた所は大きいですし、カナダ戦の後から、自分たちで立て直した所は本当に良かったのかなと思います。
Q.今日の試合はどんなモチベーションで臨んだ
宮浦:とにかく自分が今できることを100%やるということを意識しましたし、難しい試合になるのは分かってたんで、そこで集中を切らさないようにという所を意識してました。
Q.ファイナルラウンドはどんな戦いを
宮浦:強いチームが勝ち残ってるので、難しい試合にはなると思うんですけど、そういった中で勝ち切ることが大事だと思うので、少しでもオリンピックに向けて学べる所は学んでいきたいなと思います。
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