■MLB ブルージェイズーレッドソックス(日本時間18日 カナダ・トロント、ロジャース・センター)

ブルージェイズの菊池雄星(33)が本拠地でのレッドソックス戦に先発。4回、79球を投げて、被安打7(4本塁打)、奪三振7、四死球0、失点5(自責点5)、防御率は3.65。メジャーワーストの1試合4被弾で3連勝とはいかなかった。吉田正尚(30)はベンチスタートとなった。

菊池はメジャー6年目にしてレッドソックスとの通算成績は8試合に登板し、1敗1セーブと勝ち星はなし。現在ブルージェイズは34勝35敗の借金「1」でア・リーグ東地区4位、しかし、ワイルドカード争いでは3位のツインズまで4.5ゲーム差の5位、オールスター前の前半戦で粘りたいところ。

レッドソックスとの大事な同地区対戦となった一戦、33歳の誕生日登板となった菊池は立ち上がり、1番・J.デュラン(27)をストレートで空振り三振、2番・R.レフスナイダー(33)はスライダーで空振り三振と2者連続三振。しかし、3番・T.オニール(28)にはカウント2-2から低めのストレートをすくい上げられレフトスタンドへ13号先制ソロを打たれた。

さらに4番・R.デバース(27)にはフルカウントから3球ファールで粘られると、9球目、またもストレートをレフトへ弾き返され14号ソロ、2者連続ホームランで2点を失った。

2回には1死から7番・B.ダルベック(28)をスライダーで空振り三振、続く8番・D.ハミルトン(26)には97マイル(156キロ)のストレートで空振り三振と立ち直り、3者凡退に抑えた。

しかし、4回、先頭の9番・C.ラファエラ(23)にカーブをすくい上げられレフトスタンドへ8号ソロ、さらに2死から3番・オニールにはチェンジアップを完璧に捉えられて2打席連続となる14号ソロ。菊池は2019年8月3日以来となるメジャーワーストタイの1試合4被弾を浴びた。

4回には先頭の5番・C.ウォン(28)にレフト前ヒットを打たれると、6番・R.ゴンザレス(27)にもレフト前、そして、7番・ダルベックにセンター前タイムリーと3連打で1点を失った。菊池は4回で降板。79球を投げて、被安打7(4本塁打)、奪三振7、四死球0、失点5(自責点5)、防御率は3.65。メジャーワーストの1試合4被弾で3連勝とはいかなかった。

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