■プロ野球 交流戦 西武 1-5 DeNA(14日・ベルーナドーム)

DeNAは西武とのカード初戦に勝利。試合は3回の表に2番・度会隆輝(21)の適時内野安打で先制。その後同点に追いつかれるも6回表、相手のエラーを誘い勝ち越しに成功。8回表には5番・筒香嘉智(32)、6番・佐野恵太(29)の適時打で2点を追加し差を広げた。投げては先発・濵口遥大(29)が6回1失点の好投で今季初勝利となった。

前日のロッテとのカード3戦目では筒香のソロ本塁打で先制。さらに牧秀悟(26)にもソロ本塁打、度会隆輝(21)は適時打含む今季5度目の猛打賞を記録。試合の主導権を握るとそのまま逃げ切り今季初の4連勝を飾った。この日から交流戦最終カードとなる西武との3連戦をベルーナドームで迎えた。

打線は1回、西武の先発・青山美夏人(23)に対し先頭の梶原昂希(24)は遊ゴロ、2番・度会隆輝(21)は二ゴロ、3番・オースティン(32)は空振り三振に倒れ三者凡退に。

その裏、濵口の立ち上がりは先頭の奥村光一(24)を空振り三振に。2番・鈴木将平(26)に右安打を放たれるも3番・栗山巧(40)を左飛に打ち取り2死を奪った。一塁走者の鈴木は盗塁を成功させ二塁へ。さらに三塁への盗塁を試みたところを戸柱恭孝(34)が阻止。無失点で切り抜けた。

3回表、この回の先頭、7番・戸柱が中安打を放ち出塁。続く8番・京田陽太(30)も中安打で繋ぎ無死一、二塁に。9番・井上絢登(24)は送りバントを決め走者を進めると迎えた2番・度会に遊撃への適時内野安打が飛び出し先制点を挙げた。

しかし4回裏、2番・鈴木、3番・栗山に連続安打を浴びるなど1死一三塁のピンチで5番・陽川尚将(32)の放った三ゴロの間に同点に追いつかれた。

1ー1で迎えた6回表、無死走者無しから2番・度会が中安打を放ち出塁すると続く3番・オースティンにライトフェンス直撃の二塁打が飛び出し、無死二、三塁と好機を作った。4番・牧は空振り三振に倒れるも5番・筒香の打球をセカンドを守る滝澤夏央(20)がファンブル。その間に勝ち越しに成功した。さらに1死一、三塁から6番・佐野の投ゴロを青山が悪送球し3ー1に。

濵口は6回101球を投げ1失点に抑える好投で試合を作り2番手・京山将弥(25)に繋いだ。京山は7回裏、2死走者無しから9番・児玉亮涼(25)に中二塁打を打たれるも後続を打ち取り無失点に抑えた。

8回表、西武の4番手・増田達至(36)に対し先頭の3番・オースティンが右二塁打で出塁。4番・牧は二ゴロに倒れるも走者を進め1死三塁に。続く5番・筒香にライトフェンス直撃の三塁打が飛び出し4ー1に。さらに6番・佐野もライトへの適時打を放ち5ー1とリードを広げた。

8回裏は3番手・坂本裕哉(26)が登板し無失点に凌ぐと9回裏は4番手・中川虎大(24)が抑え試合終了。後半に突き放しカード初戦を白星で飾った。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。