■MLB ドジャースーレンジャーズ(日本時間12日、米カリフォルニア州ロサンゼルス・ドジャー・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平(29)が12日(日本時間)、本拠地でのレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場し、6回の第4打席、レンジャーズ3人目G.アンダーソン(26)から5試合ぶりの16号本塁打を放った。本塁打王争いでリーグトップのブレーブス・M.オズナ(33)に再び2本差と迫る16号。そして、レンジャーズからはメジャー球団最多となる通算20本目のアーチとなった。

レンジャーズの先発ダニングとは昨季まで同地区リーグで対戦していた相手、通算成績は21打数4安打で打率は.190、本塁打はなし。相性の悪かった相手から第1、第2打席は四球だった。

そして、6回の第4打席、レンジャーズ3人目G.アンダーソン(26)の甘く入ってきたボールを逃さずフルスイング。大きな打球音と共に綺麗な放物線を描きボールはスタンドへ。打球速度183.7キロ、飛距離131.9m、打球角度は23度。5試合ぶりとなる16号ホームランを放った。

チーム68試合目で16号をマークした大谷はシーズン38.1本ペース。6月は21年と23年に2桁本塁打を放ち、昨年は日本人メジャー最多となる月間15本塁打を記録。今季は6月に入ってから直近5試合で24打数5安打、打率は.208、三振6とやや低調ぎみだったが、6月2本目の大谷はキングトップ返り咲きへの期待が高まる一発を放った。

ア・リーグではヤンキースのA.ジャッジ(32)がロイヤルズ戦の7回に3試合連発となる25号ホームランを放ち、メジャートップを独走している。

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