サンフレッチェ広島は、9日(日)、ルヴァンカップでFC東京に勝利し、2年ぶりのベスト8進出を決めました。加藤陸次樹 が「サッカー人生のベストゴールに近い」と語るゴールを挙げ、スタジアムを沸かせました。
2試合の合計スコアで勝敗を決めるFC東京戦。初戦を2対1で勝利し、引き分けでも勝ち上がるサンフレッチェでしたが、攻撃的なサッカーを貫きます。
後半8分。右サイド・越道草太 のノーステップクロスに 東俊希 。こぼれ球を 加藤陸次樹 。「キーパーが右に動いたのが見えたのでタイミングをずらした」とディフェンダーに囲まれながらもワンテンポ遅らせてシュートを放ち、第1戦に続いて先制ゴールを挙げます。
そのわずか2分後、加藤が、今度は左サイドを抜け出すと、グラウンダーのクロス。走り込んだ 大橋祐紀 のゴールで2点目。大橋は、カップ戦、4戦4ゴールの活躍です。
さらに、美しいゴールが生まれたのが、後半23分。塩谷司 の浮き球をトラップした加藤はDFを交わしてゴール。
サンフレッチェ広島 加藤陸次樹 選手
「シオくん(塩谷司選手)からのボールも完璧でしたし、なによりファーストタッチが完璧に決まった。最初、左足でシュートを打とうとしたんですけど、相手が滑って来るのがわかっていたので、落ち着いて切り返せたことによってキーパーも完全にタイミングをはずされたかな。サッカー人生の中でもベストゴールに近いゴールだった」
リーグ戦はここまで1ゴールと苦しんでいた加藤の2ゴール・1アシストと全得点に絡む活躍で勝利したサンフレッチェ。ルヴァンカップで2年ぶりのベスト8進出です。
加藤陸次樹 選手
「個人としてはここからチームの勝利に貢献できるゴールをたくさん決めたいと思っていますし、次すぐ天皇杯もあるので、すべてのカテゴリーでタイトルを獲れたらいい」
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