明治安田J1リーグ第8節。首位を目指すサンフレッチェ広島は、アウェイで福岡と対戦しました。

首位を勝ち点差1で追いかける2位・サンフレッチェは、13位・福岡と対戦しました。勝って首位浮上を目指すサンフレッチェは、前半10分、満田誠 のコーナキックに前節、2ゴールの 大橋祐紀 が頭で合わせますが、枠をとらえられません。

その1分後、福岡のイラン代表FW・シャハブのミドルシュートを皮切りにサンフレッチェが福岡の勢いに押される展開に。日本代表ゴールキーパー・大迫敬介 のビックセーブもあり、なんとか持ちこたえていたサンフレッチェでしたが、前半22分、相手の華麗なフェイントで左サイドを崩されると、クロスをシャハブに合わせられて失点。今シーズン初めて前半にリードを許すという展開になってしまいました。

しかし、失点から4分後、今度はサンフレッチェが反撃。コーナーキックのチャンスを得ると、キッカーは満田。中央で合わせたのはディフェンダーの 佐々木翔 でした。広島に加入して、ことしが節目の10年目となる34歳。荒木隼人 選手が抜けたディフェンスを引っ張りながら、今シーズン、初得点を頭でもぎ取りました。これですぐさま同点に追いつきます。

エンドが代わって後半、試合の主導権を握ったのは、サンフレッチェ。後半21分、東俊希 のフリーキックに大橋。後半44分には 加藤陸次樹 がダイビングヘッドでゴールに迫りますが、あと一歩届かず、同点のまま試合終了。

リーグ戦首位浮上とはなりませんでしたが、2位をキープし、今シーズン開幕からの無敗記録を8まで伸ばしました。(福岡 1-1 広島)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。