■プロ野球 交流戦 広島4ー0ロッテ (7日 マツダスタジアム)

広島は先発・大瀬良大地が(32)がロッテに史上90人目・102度目のノーヒット・ノーランを達成した。今季は巨人・戸郷が5月24日・阪神戦で記録して以来、2度目。球団では前田健太が12年4月6日・DeNA戦で達成して以来、5人目・7度目の快挙となった。マツダスタジアムでのノーヒット・ノーランは初、交流戦では今永(DeNA)以来、4度目。大瀬良は出塁は3つの四球のみで迎えた9回、代打・ソトを遊ゴロ、友杉を空振り三振、角中と髙部に連続四球もポランコを右飛に抑え偉業を達成した。大瀬良は9回を129球、5四球2奪三振で三塁を踏ませず成し遂げた。チームは今季6度目の3連勝で巨人が敗れたため首位に立った。

先発・大瀬良大地(32)今季9度目の登板、試合前まで2勝0敗、防御率1.27。前回の5月31日・ソフトバンク戦(みずほPayPayドーム)は7回を4安打1失点(自責0)で勝ち負けつかなかった。

大瀬良は1回、友杉を三ゴロ、角中を一ゴロ、髙部を左飛とわずか11球で3人を抑える立ち上がり。

スタメンは捕手に會澤が入った以外に変更はなく、小園が3番サード、末包が4番レフト、田中が5番ファースト、菊池が6番、矢野が7番に名を連ねた。

ロッテの先発・美馬に1回、秋山が右安打、野間の一ゴロで1死二塁、小園の二直に二塁走者・秋山が帰塁できず併殺に終わった。

2回の攻撃で先頭・末包の遊ゴロを友杉が失策、末包がプロ初盗塁の二盗を決め無死二塁に。田中は空振り三振、菊池の三ゴロを中村奨が失策し1死一・二塁から矢野は一ゴロ。走者が入れ代わり一塁走者・矢野が二盗を決め、會澤が申告敬遠で2死満塁とするも大瀬良は右飛に倒れ先制できず。

大瀬良は3回まで中村奨への四球のみでノーヒットに抑える。3回の攻撃で1死から野間の三ゴロを中村奨が後逸、小園の一ゴロを安田がファンブル。1死一・二塁も末包は空振り三振、田中は四球で2死満塁から菊池も空振り三振で先制できず。

大瀬良は4回、角中を左飛、髙部を遊飛、ポランコを右飛に打ち取る。

打線は4回、先頭・矢野が四球、會澤の左安打で無死一・三塁に。大瀬良のバント姿勢に三塁走者・矢野が飛び出してしまい挟殺。大瀬良も空振り三振、2死二塁から秋山が左安打で一・三塁から野間が右中間にタイムリースリーベースを弾き返し2点を先制する。チームは67イニングぶりの適時打となった。

大瀬良は5回も佐藤と中村奨をともに中飛、安田を空振り三振に取る。その裏の攻撃では末包が右安打、田中の一ゴロで1死二塁から菊池は遊ゴロ、矢野は見逃し三振に終わった。

大瀬良は6回1死から代打・池田に四球も友杉を遊ゴロ併殺打に打ち取った。6回の攻撃は先頭・會澤が四球、大瀬良の犠打、秋山は二ゴロで2死三塁から野間は四球を選び、小園がレフトへ2点タイムリースリーベースを運び、4ー0とした。

大瀬良は7回を角中、髙部、ポランコを全て内野ゴロに打ち取った。8回は佐藤を遊ゴロ、中村奨に四球、代打・岡を三飛、小川を投ゴロに打ち取った。

大瀬良は9回、先頭の代打・ソトを遊ゴロ、友杉を空振り三振、角中にフルカウントから四球、髙部にはストレートで四球を出し一・二塁とするが最後はポランコを平凡な右飛に打ち取り偉業を達成した。

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