■プロ野球 交流戦 DeNA 1-10 ソフトバンク(7日・横浜スタジアム)

DeNAはソフトバンクに敗れ3連敗を喫した。試合は2回表、先発・森唯斗(32)が7番・甲斐拓也(31)に第2号3ラン本塁打を放たれ先制を許した。さらに3回表にも打ち込まれ5ー0と序盤に突き放された。4回表は3番手・宮城滝太(23)が登板するも6番・柳町に2点適時打を浴びるなど3失点、8ー0に。直後の4回裏、3番・オースティン(32)に第4号ソロ本塁打が飛び出し1点を返すもソフトバンク打線は勢い止まらず中盤以降も点差を重ねられ、終わってみれば15安打10失点とリードを大きく広げられた。

前日のオリックスとのカード3戦目では1回に筒香嘉智(32)の適時打で先制するも6回表に同点、さらに終盤8回表に勝ち越された。打線は好機を作るも得点が奪えず、カード負け越し。チームはこの日からソフトバンクとの3連戦を迎える。移籍後初先発を任された森唯は古巣ソフトバンク相手に登板。二軍戦では6試合中5試合に先発登板し1勝1セーブ、防御率2.61をマークした。

森の立ち上がりは先頭の周東佑京(28)を空振り三振、2番・今宮健太(32)を三ゴロ、3番・栗原陵矢(27)を中飛に打ち取り三者凡退に抑えた。

打線はその裏、ソフトバンクの先発・モイネロ(28)に対し、先頭の蝦名達夫(26)が右飛、2番・桑原将志(30)は空振り三振。3番・オースティンは遊ゴロに打ち取られ3人で攻撃を終えた。

2回表、この回の先頭、4番・山川穂高(32)に左安打放たれると続く5番・近藤健介(30)にも左安打で続かれ無死一、二塁に。その後、1死を奪うも迎えた7番・甲斐にレフトスタンドに飛び込む3ラン本塁打を浴び先制を許した。

さらに3回表には無死走者無しから1番・周東に中安打を放たれ出塁を許すと盗塁も決められ無死二塁に。2番・今宮は遊ゴロも1死三塁とし迎えた3番・栗原にライトへの適時打を放たれ4ー0。その後、2死一、二塁から6番・柳町にセンターへの適時打が飛び出し5ー0と突き放された。ここで森唯はマウンドを降り、3回途中6安打5失点と悔しい内容となった。 2番手として上茶谷大河(27)が登板し、満塁のピンチを背負うも追加点を与えず。

3回裏の攻撃、先頭打者で打席に入った9番・上茶谷は右ゴロも一塁上で足を負傷。4回表からは3番手・宮城がマウンドに上がった。宮城は9番・モイネロに左安打を許すと1番・周東に右二塁打、その後四球を与えるなど1死満塁に。迎えた4番・山川は押し出しの四球となり6ー0。続く5番・近藤から空振り三振を奪うも6番・柳町にレフトへの適時二塁打を浴び、8ー0となった。

反撃をしたい打線は4回裏、先頭の3番・オースティンにレフトスタンドに飛び込むソロ本塁打が飛び出し1点を返した。

6回表から4番手・佐々木千隼(29)が登板。3番・栗原に四球、4番・山川に左二塁打を放たれるなど無死二、三塁と走者を背負った。迎えた5番・近藤にライトへの適時打を打ち込まれ10ー1とその差を広げられた。

9点差となった打線はモイネロの前に得点できず。9回裏は2番手・藤井皓哉(27)に対し4番・筒香が中安打、途中出場の6番・山本祐大(25)が左安打で出塁するも得点できず試合終了。15安打10失点を喫しソフトバンクとのカード初戦は黒星となった。

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