カーリング女子 五輪2大会連続メダル獲得の藤澤五月(33、ロコ・ソラーレ)、男子の山口剛史(39、SC軽井沢クラブ)が7日、横浜市内の小学校を訪問した。ミラノ・コルティナ五輪出場選考にもなる日本選手権が25年2月に横浜で開催されるに当たり、カーリングの魅力を知ってもらうため、今回は元街小学校の6年生77名と約1時間、カーリング体験等を通して交流した。 藤澤がメダル(18年平昌五輪 銅、22年北京五輪 銀)を披露し、子供達が触れる機会を作ったり、カーリングに必要なスイープのやり方、ストーンの投げ方などを全員参加型で和気あいあいと指導が行われた。
大盛り上がりのカーリング体験 給食で“もぐもぐタイム"
開始10分程で子供たちとの距離はすでに縮まっていた。カーリング体験では、氷が無くてもできるフロアカールを体験。それぞれチームに分かれ、簡易的なゲーム形式の対戦で大盛り上がりとなる。1時間の交流後は、それぞれの選手が1クラスずつに分かれ、給食の時間を小学生と共に過ごした。
藤澤は「小学生の時に好きな給食は牛乳。よく飲めない子の牛乳も貰って飲んでいたりした。あまりやっちゃいけないけど、友達とどっちが早く飲めるか競争していた」等の、給食についてのエピソードを話し、久しぶりの給食を小学生に交じって堪能した。食事中も、小学生から藤澤への質問は止まらず、小学生との“もぐもぐタイム"はあっという間に過ぎた。
交流を通して山口は「オリンピック代表争いが本格化する来年の日本選手権は力が貰える大会になるんじゃないかな」と期待を寄せ、藤澤も「子供たちから貰うパワーはすごい。改めて力を貰った。来年2月、横浜の町をみんなで盛り上げていけたら」と話した。
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