パリオリンピック日本代表で新潟医療福祉大学職員の水沼尚輝選手が6月2日、県内の水泳大会に出場しました。

新潟の地を国内最終レースの場に選んだ水沼選手。パリオリンピックに向けての意気込みも語りました。

2日まで長岡市で開かれていた県水泳選手権大会。

男子100mバタフライに登場したのが、パリオリンピック日本代表の水沼尚輝です。オリンピックまで残り2カ月、海外でレースを積むこともできましたが…

【水沼尚輝 選手】
「この新潟の土地で泳いで、僕の姿を子どもたちに見せて、子どもたちに何か夢のきっかけを与えられたらと思って出場した」

前日の100m自由形に出場し、疲労感が残る中でレースに臨んだ水沼でしたが、前半の50mをトップで折り返します。

そして、水沼の強みとなる後半。スピードを落とすことなく後続を突き放し、52秒41でフィニッシュ。順調な調整ぶりを見せました。

【水沼尚輝 選手】
「自分の狙っていきたいところ、後半のタイムは27秒台で来ることはできたので、まあまあの手応えなのかなと思っている」

準決勝で敗退した東京オリンピックの悔しさをバネに歩んだ3年…新潟の子どもたちからの声援を受け、“集大成”と話すパリの舞台でその成長を見せます。

【水沼尚輝 選手】
「東京オリンピックをまずは超えるというところが一つの課題になる。まずは決勝に出場して、決勝の舞台で自己ベストを更新するというところを絶対にぶらさずにやっていきたい」

水沼選手は6月15日にヨーロッパへ移動し、その後、合宿や大会を経てパリオリンピックに臨むということです。

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