鹿島市恒例の行われ鹿島ガタリンピックが行われ、約1300人の競技参加者が、泥まみれになりながら競技を楽しみました。サガテレビの真面目君こと、新人アナウンサーもガタを初体験、まじめに攻略法を考えたその競技結果は・・・。

日本一の干満差を誇る有明海の干潟を舞台に開催されたガタリンピック。今年で節目の40回目を迎えた大会のテーマは、「ガタ、さいこう!」
これからも長くイベントを続けるため新しい可能性を求める「再興」と、干潟の感触を楽しんでもらう「最高」な体験という2つの意味が込められています。

【スペイン出身 佐賀大学の留学生】
「この手ごたえは初めてです。気持ち良かった。もう一回やりたいです。楽しい楽しいガタリンピック楽しいです」

今年もタイや韓国など海外勢約80人を含む1300人が泥だらけになりながら9つの競技に参加しました。
毎度おなじみ干潟の上にダイブし、距離とパフォーマンスを競う「ガターザン」。
元ネタの映画は遠い記憶のかなたになるなか、大の大人が一瞬、幼少時代にもどることができます。
そしてこちらも定番「潟スキー」を使った競技人間むつごろう。
スノーボードのような颯爽とした感じ?はありませんが、潟ゲレンデを全身で感じつつ、有明海と一体になり地球の大きさを感じながら、ムツゴロウのように干潟を進みます。

そして、ブレーキのない自転車で干潟の上の板を進む「ガタチャリ」ゴールしても転倒しても泥まみれの姿に歓声が沸きます。
全身泥パック状態になりながら、全力で競技を楽しむ参加者。

【嬉野市からきたガターザン参加者】
「怖かった〜結構高かったです。凄い高くていつ離そういつ離そうと思ってました。今3位みたいで、次は1位を目指したいです」

【愛知県からの参加者】
「ガタ、さいこう!」

そして今年は新たに、発泡スチロールリングで10人の女性が押し相撲をする競技HAKKEYOIの男性版で新競技のDOSUKOIも。
楽しいときは一瞬にして過ぎ、さいごの25メートル自由ガタ競争。ルールはシンプル、一番早くゴールした人が優勝です。
この競技に果敢にチャレンジしたのがサガテレビ新人アナウンサー鈴木悠斗。小学校から高校まで野球一筋。大学ではコーチを務め運動神経には自信があると、入社試験に話すほど。声がでかく真面目で自由ガタの対策も前の晩一睡もせず考えてきたか…どうかはわかりませんが、とりあえず理論は一人前。

【鈴木悠斗アナウンサー】
「私は有明海の干潟を見ることも、もちろん中に入ることも初めてです。ですが、自信はあります。作戦は、「走る」ことです。干潟との接地時間を短くして足を高く上げ、必ず優勝します」

少しフライング気味のスタート。宣言通り足を高く上げ走っています。が・・・。これから待ち受ける社会のように現実は厳しい。結果は中途半端でしたが、周りの参加者としっかり交流できたようです。

【鈴木悠斗アナウンサー】
「思いのほか、深くてそして重くて足を取られて全然上手くいかなかったです。ですけど、このガタリンピックを通じて初めてお会いした隣の方とかもいらっしゃたんですけど、ゴール終わったら一緒にハグをして突き落とされたりもしましたけど、絆を深められたなと思います」

【出場者】
「5メートル位で出れなくなっちゃって、ずっとガタを一番味わっていたのは自分かなと思います」
Q来年の意気込みは?「来年はゴールします」「ガタの絆!」

今年のガタリンピック来場者は約2万7000人。出場者だけでなく、訪れた見物客も、子どもから大人までみんなが笑顔になれたガタの一日でした。

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