■バレーボールネーションズリーグ2024 女子予選ラウンド第2週 日本 3-1 ドミニカ共和国(日本時間1日、マカオ) 

パリ五輪の切符を懸けた最後の戦い、ネーションズリーグで女子日本代表(世界ランク7位)はドミニカ共和国(同11位)と対戦し、セットカウント3‐1(25-20、23‐25、26‐24、25‐23)で勝利。これで日本は通算6勝2敗となり、福岡・北九州市に場所を移し予選ラウンド最終週を戦う。試合後、取材に応じた眞鍋政義監督(60)は「今日勝つと負けるのは全く違う」と安堵の表情を見せ、また主将の古賀紗理那(27)は次戦に向け「私達の背中を押して頂きたい」とファンにメッセージを送った。

いよいよパリの切符へ大一番 眞鍋監督

Q.非常に接戦になりましたけれども改めて振り返って
眞鍋監督:
やはりあの、ドミニカの特にレフトからライトからのブロックを弾かれましたね。ずっと、特にライト側の23番には苦しめられました。

ホッと表情を見せた眞鍋監督

Q.第4セットは最大8点差を逆転して勝利
眞鍋監督:
いや本当に今日勝つと負けるのは全く違うんで、今日3-1で勝ったというのは我々にとっては本当にもうラッキーですね。

Q.マカオラウンドは3勝1敗で締めくくりました
眞鍋監督:
このマカオラウンドは非常に厳しいかなと思ってましたが、本当に選手とスタッフが頑張ってくれまして。3勝1敗ということで。最後の4戦(福岡ラウンド)は特に初日の韓国戦から最大集中していきたいというふうに思ってます。

Q.いよいよ福岡のラウンドで全てが決まります
眞鍋監督:
そうですね。今までいい試合をしてるんで、この流れをこの勢いを日本に持って帰りたいというふうに思ってます。日本ラウンドではベストを尽くしますのでご声援よろしくお願いいたします。

チーム最多19得点の活躍 古賀紗理那

Q.非常に苦しいゲームだったと思いますが?
古賀:
私自身本当にスパイクの所で工夫が足りなかった。コースやブロックアウトといった所での工夫が足りなかったと思ったんですけど、チームとしてしっかり3-1で勝って、点差が離されてもしっかりサイドアウト切って、サーブで攻めてっていう所ができて今日は良かったと思います。

古賀キャプテン

Q.コートの声がよく聞こえていました。
古賀:
はい!ありがとうございます。

Q.苦しい中でチームを救ってくれるプレーがたくさんあって、すごく勇気を貰いました。チームメートを鼓舞する上で意識してることは?
古賀:
1本ミスしたらすぐ死んだ顔をする選手もいるので、そういう時にしっかり声をかけてチームで戦うんだよっていうのを常に伝えるようにしています。

Q.福岡ラウンドに向けて一言お願いします。
古賀:
最終週、日本で戦えることにとても感謝しています。タフな試合が続くんですけど、たくさんの方に会場で応援して頂いて私達の背中を押して頂きたいなと思います。

全試合スタメン出場 ここまで92得点・林琴奈

Q.苦しい戦いでしたがこの勝ちはをどう捉えている
林:
やっぱり連戦が続いて、体力がいる中で、結構苦しい場面が多かったんですけど最後をしっかり勝ち切れて良かったですし、でもまだあと試合、ネーションズリーグは続くので、今日出た課題っていうのをしっかりと修正していきたいと思います。

林選手

Q.昨日の中国戦から今日の試合に向けて、チームでどんな話し合いを
林:
昨日の中国戦はやっぱりサーブが良かったので、今日もしっかりサーブで奥に攻めていこうというふうに話していたんですけど、そこが前半うまくいかなくて、なかなかいい展開が作れなかったんでけど後半はそこができたので、よかったかなと思います。

Q.今日はブロックとレシーブの関係ってどうでしたか。
林:
今日、レフトからのラインがあまりなかったので後半にかけてクロスをしっかり止めに行こうっていうふうに変更したので、そこの修正は良かったんですけど、それをもう少し早くできればよかったと思います。

Q.福岡ラウンドへ、ファンに向けて一言お願いします。
林:
こうやって日本でバレーができるっていうのは本当に嬉しいことですし、もっともっと元気をお届けできるようなバレーをできるように、しっかりもう1回日本に帰って自分たちのできてなかった部分っていうのを修正して、次の試合もっと良い形で試合に挑めるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。

チーム2番目タイの15得点 石川真佑

Q.改めて今日のゲームを振り返って
石川:
私自身、途中から入りだったんですけど、やっぱり苦しい試合をしっかり勝ち切ることができたのは今日は良かったと思います。

石川選手

Q.勝てた大きなポイント要因というのは
石川:
やっぱり苦しい場面でもしっかり全員で1点を取るっていう気持ちであったり、自分自身も最後決め切ろうっていう気持ちを持ってやっていました。

Q.今日はどういった思いでコートに
石川:
今日は途中からだったんですけど、昨日はそこまで調子は悪くはなかったんですが、代えられてやっぱり悔しい気持ちもありましたし。今日はしっかり途中からでも入る準備はしようって思ってたので。自分自身のミスもあったんですけど、でも点数を取ることはできたので良かったのかなと思います。

Q.ドミニカのブロックの高さに対し余裕で打ってた?
石川:
でも被ブロックも少し多かったので、やっぱり自分自身が修正していかないといけないなと思います。

Q.福岡ラウンドに向けて一言
石川:
日本に戻ってからもう1回、一から修正していきたいですし、福岡ラウンドもすごく大事な4戦になってくるので。それぞれのいいプレーというのが出てるので、そういったものをしっかり出しつつやっていきたいなと思います。

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