スポーツは宮崎県高校総体、5月30日は弓道競技の団体戦が行なわれました。

団体戦には男子32校、女子31校が出場。5月30日は予選を突破した男女それぞれ16チームが決勝トーナメントに臨みました。
団体戦は、1チーム5人がそれぞれ4本の矢を放ち、的中した本数を競います。

女子団体・準決勝は、九州新人大会優勝の宮崎商業と全国高校選抜5位の延岡学園が対戦。
同点で迎えた2巡目、ここから宮崎商業が高い集中力を見せ、2巡目、3巡目とも全員が的中。

一方、延岡学園も2人が全ての矢を的中させ食い下がります。それでも普段どおりを心掛けたという宮崎商業が、20本中18本を的中させる高得点で、決勝に進みました。

そして宮崎商業対都城泉ヶ丘となった決勝。
1巡目は都城泉ヶ丘が1点をリードしますが、宮崎商業の黒木主将が全てを的中させる活躍で逆転。
13対11で宮崎商業が勝利、2年連続3回目の栄冠を手にしました。
(宮崎商業 黒木晴主将)
「今まで準備してきた成果を最後まで出し切ることができてうれしいです。インターハイでは、今回の県高校総体みたいにみんな笑顔で自分のことをやりきって楽しめるような試合にしたい。」

男子団体・決勝は、全国高校選抜出場の都城工業と連覇をねらう宮崎南の対戦。
試合は11対11の同点で5人がそれぞれ1本の矢を放つ競射へ・・。
勝負を決めたのは都城工業の福田でした。5人目の福田が的を射貫き3対2。
都城工業が11回目の優勝を飾りました。
(都城工業 福田脩選手)
「競射でこれを当てたら勝つということを知らなくて、当てて良かった。インターハイは優勝をめざして頑張りたい。」 

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。