■MLB ブルワーズ 5ー1 カブス(日本時間28日、ウィスコンシン州ミルウォーキー、アメリカンファミリー・フィールド)

カブスの鈴木誠也(29)が敵地のブルワーズ戦に「2番・ライト」でスタメン出場。3打数1安打1四球で打率は.250。4試合連続安打をマークした。

ナ・リーグ中地区2位のカブスは3.5ゲーム差で追う首位のブルワーズと対戦。ブルワーズの先発は5月11日(同)にメジャー初登板初勝利を挙げたばかりの若手有望株R.ガッサー(24)。1回第1打席、フルカウントから外角高め95マイル(153キロ)のストレートに空振り三振。

3回までガッサーにパーフェクトに抑えられていたカブス打線は1番・N.ホーナー(27)がセンター前ヒットで出塁。無死一塁で迎えた第2打席、93マイル(150キロ)のシンカーに差し込まれてライトフライ。速いボールに対応が遅れて走者を進めることが出来なかった。

0対0で迎えた7回、先頭打者で迎えた第3打席、カウント0-1から2球目、86マイル(138キロ)のチェンジアップに上手くバットを合わせて、チーム2本目となるレフト前ヒットで出塁。4試合連続ヒットでチャンスメイクすると3番・C.ベリンジャー(28)もライト前ヒットでカブスはこの試合初めてスコアリングポジションに走者が進んだ。しかし、後続が倒れ、無得点に終わった。

すると8回裏、チームは無死一、二塁のピンチを迎えるとこの場面でサードのN.マドリガル(27)が痛恨のエラー、カブスが先制点を奪われた。悪い流れは続き、カブス3人目H.ウェズネスキー(26)が3番・W.アダメズ(28)に8号スリーランを浴びて4対0。さらに追加点を奪われ、この回5失点となった。

9回、先頭打者で第4打席を迎えた鈴木、ブルワーズ3人目H.ミルナー(33)と対戦。際どいボールを見極めて四球で出塁。続く3番・ベリンジャーのライト前ヒットで3塁まで進んだ。そして、P.ウィズダム(32)の犠牲フライでホームを踏んだ。

鈴木は3打数1安打1四球で打率は.250。4試合連続安打をマークしたが、チームは5連敗で勝率は5割に逆戻り、5勝0敗の今永、4勝1敗のアサドと両先発の活躍も貯金は“0”となった。

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