日本一を決めるプレーオフに13年ぶりに臨んだハンドボールのトヨタ紡織九州レッドトルネードSAGA。週末にかけて行われた熱戦、惜しくも敗れましたが会場には地元佐賀からも大勢の人がチームカラーの赤を身に着け声援を送りました。
【来場者】
「きょうが楽しみでしょうがなかったです。絶対勝ってほしいなと思っているんで全力応援します。皆がやって来たことを出せるように応援しかできないですけど、のど枯らしていきますんで」
Q.レットルの好きなところは?
【来場者】
「シュートとか走るところです。ジークスターに勝ちたいです。頑張れー!」
先週金曜日、都内で行われたハンドボールリーグプレーオフ。
13年ぶりの出場となったレットルSAGAを応援しようと観客席も赤く染まります。
レットルの対戦相手は出場選手16人中13人が世代別など日本代表経験があるスター軍団、ジークスター東京。
試合は1点を争う展開に。
ジークスター東京が先制するも、すぐさま速攻で得点。
チーム得点王、リーグベストセブンにも選ばれた中田が活躍を見せます。
前半特に輝いたのが、GKの中村光。
両チーム最多の7本のシュートを止め、チームに勢いをもたらします。
その中村のセーブから速攻、梅本から、三重と空中でボールをキャッチしてシュートするスカイプレーも飛び出します。
1点を争う戦いの中、勝敗を分けたのはファウルの数でした。
ハンドボールでは、退場処分を受けた選手は2分間コートに入ることができず、2分間1人少ない状況で戦うことになります。
13年ぶりのプレーオフで試合の空気をつかめず、レットルは前半に相手の倍となる4回の退場処分、時間にして8分間1人少ない状況で戦いました。
何とか食らいつき試合を13対16で折り返すも、後半、その差を覆すことはできず、28対33で試合終了。
悔しい敗戦となりました。
【ゲームキャプテン 津山弘也選手】
「すべてを出し切ることが出来なかったというのが率直な感想で。自分たちが13年間プレーオフ出られなくて選手は初の楽しみってことで挑んだんですけどなかなかうまくいかず率直に悔しい気持ちでいっぱいです。」
【岩本真典監督】
「もちろん勝つために彼らと日本一になるためにやりましたけど、何が良くなくて何ができなくて何が通用してって言うのは多分選手もわかったでしょうし、その舞台に立てたって言うことは経験として良かったと思います。選手がそこを経験できたということは今シーズンを振り返って、来シーズンに向かう上では大きなことだったと思います。」
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