なお,Steamで配信中の「DCS World Steam Edition」でも,「DCS: F-4E Phantom II」のストアページがオープンし,セールの予告が行われているが,発売日および価格は今のところ未発表だ。
サードパーティのHeatblur Simulationsが開発した「DCS: F-4E Phantom II」は,マクドネル・エアクラフト(現ボーイング)が開発し,1958年に初飛行した艦上戦闘機「F-4 Phantom II」をモデルにした追加機体だ。
ベトナム戦争で活躍した「F-4 Phantom II」は西側諸国に採用され,5000機以上が生産されるベストセラー戦闘機になった。現在はほとんどが退役しているが,日本でも使われていたので,実機を目撃したことのある人も多いだろう。
プレイヤー向けのWeekly Newsletterによれば,「DCS: F-4E Phantom II」の詳細は追って公開するとのことだが,公式ショップの説明によれば,保存機体をレーザースキャンした忠実なモデリングや,実機を飛ばした経験のあるパイロットによって検証されたフライトモデルなどが特徴になるという。
ちなみに,Heatblur Simulationsの公式YouTubeチャンネルには,「DCS: F-4E Phantom II」を紹介する一連の動画がアップされており,例えば,「F-4 Phantom II」に搭載されたAN/APQ-120レーダーの原理と使用方法など,もはやゲームの話とは思えないほどのこだわりが感じられる。
Weekly Newsletterではこのほか,「DCS: F-16C Viper」と「DCS: F/A-18C」でアップデートされる新たなパイロットモデルの進捗状況なども紹介されているので,参照してほしい。
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