データや分析環境を提供するSensor Towerは本日(2024年5月8日),スマートフォンアプリ「ぽちゃガチョ!」(iOS / Android)の分析レポートを公式ブログ(外部リンク)で公開した。


※画像はSensor Tower公式ブログより引用

 本作は,QCPlayが2024年2月27日にリリースしたマージパズルゲームだ。プレイヤーはジムの店長として,客であるガチョウたちのオーダーに沿って,アイテムを合成していく。

 Sensor Towerのデータによると,本作の2024年Q1(1月〜3月)における市場別収益では,先行してリリースされた中国が約370万ドル(約5億7000万円)でトップとなっている。


 一方,同期間におけるダウンロード数は日本が最も多く,リリースから約1か月間で230万ダウンロードを突破している。これは,同期間における日本のモバイルゲームダウンロード数ランキングでも首位となる値だ。


 Sensor Towerは,本作が日本で急速にダウンロード数を伸ばした理由として,大規模な広告展開を挙げている。

 2024年Q1の日本におけるInstagramの広告費(Gamingジャンル)を見ると,QCPlayは圧倒的な1位であり,400万ドル(約6億2000万円)以上を投入している。広告内容は,ゲームプレイを見せることよりも,丸いガチョウのキャラクターを見せることに重点を置いたものだ。


 また,プレイヤーはハイパーカジュアルゲーマー(シンプルで反復的なモバイルゲームをする人たち)およびカジュアルゲーマー(簡単に理解できるメカニクスを備えたモバイルゲームをする人たち)が多く,ファッショニスタ(オンラインで洋服やアクセサリーを購入する人たち)からも支持されているという。

 個性豊かな見た目のキャラクターや,ゲームの進行に応じてジムが華やかになっていくデコレーション要素などが受け入れられていると,Sensor Towerは分析している。



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