ゲームパブリッシャの3D RealmsとFulqrum Publishingは,KillPixel GamesとSlipgate Ironworksが開発したダークファンタジーFPS,「WRATH: Aeon of Ruin」のコンシューマ機版を2024年4月25日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 5とXbox Series X|S,PlayStation 4,Xbox One,Nintendo Switchで,価格は未発表。


 「WRATH: Aeon of Ruin」は,荒廃した世界を舞台に,永遠の海を漂流する謎の人物アウトランダーとなったプレイヤーが,ガーディアンと呼ばれる強力な存在に挑んでいくというゲームだ。ガーディアンはかつて,人間の守護者だったが,今は堕落して,すべてを破壊しようとしている。


 大きな特徴は,「Quake」(1996年)のためにid Softwareが開発し,1999年末にオープンソースとして公開された「Quakeエンジン」の修正パージョンを使用していることだろう。そのため,ゲームの雰囲気はレトロFPSそのもので,プレイの内容も「DOOM」「Blood」「Hexen: Beyond Heretic」のような,ガン&ランタイプのブーマーシューターになっている。


 とはいえ,RPG要素もいくらか盛り込まれており,アイテムやスキルを手に入れてアウトランダーをアップグレードすることで,戦闘だけでなく探索の能力なども高められる。
 マップもリニアな1本道ではなく,3つのハブを中心に,5つのマップに挑んでいくというスタイルだ。

 コンシューマ機版の日本展開は今のところ発表されていないが,2月にリリースされたPC版は,テキストとインタフェースが日本語にも対応しているので,続報に期待したい。

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