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「あんスタ!!」配信番組「くわPスタジオ TRIP」第6回レポート。ロマンチックな湾岸のテラスで,それぞれの個性が際立つトークがさく裂!
ライター:内藤ハサミ
Happy Elementsがおくる「あんさんぶるスターズ!!」の配信番組「くわPスタジオ TRIP」第6回が,2024年4月10日に配信された。2023年夏から順次リリースされている「あんさんぶるスターズ!!アルバムシリーズ『TRIP』」(外部リンク)に合わせ,実際に旅をするように,さまざまな場所から番組をお届けしていくというコンセプトとなっている。毎回ゲストのリクエスト曲が生バンドによって演奏される点も本配信ならでは。毎回違ったバンド構成・アレンジが楽しめることも,大きな見どころだ。
今回のゲストは,深海奏汰役・西山宏太朗さん,青葉つむぎ役・石川界人さんのお二方,そして収録場所は,東京の日の出ふ頭にある,「Cafe & Restaurant BESIDE SEASIDE(ビサイドシーサイド)」(外部リンク)だ。本稿では収録の様子と,出演者への収録後インタビューをお届けしていこう。
オシャレなテラスで弾むトーク。今回は,いつもより「大人」の生バンド!?
Cafe & Restaurant BESIDE SEASIDEは,“食”をベースにした「遊び」と「学び」のイベントを開催するダイニングということで,さまざまなイベントを精力的に行い,人々を楽しませている。海沿いにある開放的なテラス席は,夜になるととくにロマンチックな雰囲気だ。今回の収録は,そんなしっとりとした大人の空間で行われた。
乾杯のあとのテーマトークでは,「ドライブ」「神秘」「ファインプレー」というお題が選ばれた。西山さんはセルフ洗車機が好きだという話,石川さんはとあるイベントMCの代役をすることになった話,忙しすぎる桑原さんの免許取得話など,それぞれの個性が際立つトークを展開した。
西山宏太朗さん「ファブリーズで除霊」……!? | 石川界人さん「本を読むため,あえての電車移動」……!? |
トークのあとは,「BRAND NEW STARS!!」の演奏で始まるおなじみの「ESバンド TRIPライブ」。「あんさんぶるスターズ!!Starry Symphony」(スタフォニ)や,「あんさんぶるスターズ!!DREAM LIVE」(スタライ)に参加しているバンドメンバーによる生演奏でゲストのリクエスト曲が聴ける,贅沢なコーナーだ。
西山さんは「Heart Heat Beat」(流星隊),石川さんは「Brilliant Smile」(Switch),桑原さんは「Twilight Pentagram」(オルタード)をリクエスト。フルートの優雅な音色,マッシブなサックスのソロパート……。原曲とは別の,華やかで大人な一面を引き出すアレンジに驚く出演者の皆さん。湾岸はすっかり日が落ち,ハーバーライトがさらにアダルトなムードを演出していた。
番組後半は,“楽曲”をテーマにしたトークタイムだ。
まずは各ユニットの表題曲,「NEW DAYBREAK」と「Seven Days “Prismagic”」について。西山さんが作曲者の影山ヒロノブさんの仮歌に大興奮した話や,石川さんがつむぎの声で歌うのには難しい箇所があり苦労したことなど,さまざまなレコーディングの裏話が披露された。
クライマックスイベント曲の「僕らのステラ」と「Chocola-Tic After School」に話が及んだ際には,今までと違った面を持つ曲を制作・歌唱にあたり考えたこと,奏汰とつむぎのソロ曲「はっぴぃ・どろっぷす」「微睡み銀河」については,お二人の表現に対する真摯な姿勢も語られた。
音楽制作者と歌唱を行う演者双方からの働きかけで,より良いものを作っていくというクリエイティブな現場の様子が垣間見えた6回目の収録。未視聴の人は要チェックだ。
収録後インタビュー。三者三様なTRIPのスタイルを持つ3人,「あんスタ!!」への愛は皆一緒!
4Gamer:
本日のご感想をお聞かせください。
桑原 聖さん(以下,桑原さん):
このメンバーで,楽曲についてあらたまって話すことがなかったので,「こんなふうに考えてくれていたんだ,こう楽しんでくれていたんだ」ということが伝わって,僕個人としてうれしかったです。みんなで集まったときにふわっと感想を聞いたことは,今までにもあったんですけどね。あっという間の時間でした。(テラスで)寒い環境にも関わらず,むしろ暑くなるくらいでした。ありがとうございました!
石川界人さん(以下,石川さん):
今回「くわPスタジオTRIP」に出演して,楽曲について語る機会を作っていただいて,本当にありがたいなと思います。僕自身はあまり音楽に明るくないので,そういった話をするのに気後れしてしまうところがあるんですが,桑原さんがそういうところを汲んで話しやすい環境にしてくださって,ありがたかったです。ワイのことを,よく知っとる……。
全員:
(笑)。
西山宏太朗さん(以下,西山さん):
大好きな「あんスタ!!」のことを,このメンバーで話せることがすごく楽しかったです。自分の好きな曲について,「いいよね!」とか,「こういう見方があるんだ」とか,意見を交わせることがとても幸せなことだと思います。桑原さんのキャラクターソングへの向き合いかたも刺さる部分がありましたし。それによって,曲への理解が深まったり,新しい解釈が生まれたりもしました。参加できてよかったです。
4Gamer:
曲を作る側と,歌う側双方にとって刺激になる番組だったということですね。次の質問は“TRIP”にちなみ,旅行や遠出するときに皆さんが必ず持って行く“必需品”はありますか。ちなみに,前回のインタビューで桑原さんは,PCとワインオープナーとお答えになりました。
桑原さん:
ワインオープナーは,マジで日ごろから常に持ち歩いています。
4Gamer:
旅行に限らず,常にですか。
桑原さん:
はい,常にです。
石川さん:
そうなんですか,ぼくは,必要最低限のものしかもっていかないからなあ。髭剃り,化粧水,サプリメントですかね。ビタミンとか。一人旅によく行くのですが,パンツとかも持っていかないんですよ。現地調達するか,ホテルで洗うか。
4Gamer:
必要最低限の荷物で旅行することこそが,醍醐味ということでしょうか。
石川さん:
そうですね!
西山さん:
僕は,持っていくものというか,靴選びをすごく重視しています。
桑原さん・石川さん:
オシャレ!
西山さん:
いやそんな,オシャレとかじゃなくって,旅行中はよく歩きますから,「どれだけ歩けるか」を重視して選ぶんです。例えば仕事で遠出するとき,服装も自前で揃えるときは,デザイン性と履きやすさを兼ね備えている靴が手持ちになかったら,2足持って行ったり……。
石川さん:
増える増える,荷物が!(笑)
4Gamer:
皆さん,重視する点が違うものなんですね。では,皆さんが旅行中に聴きたい「あんスタ!!」の曲を教えてください。前回桑原さんにもお答えいただいたのですが,ぜひもう一度,今の気分で答えていただけるとうれしいです。
桑原さん:
今,自分が行きたいところから考えると,「Honeycomb Summer」です。
西山さん:
あー,良い!
桑原さん:
夏の日差しと,思い出……みたいなものが,今欲しいなって思いまして。僕は夏生まれですが,そういうものに縁がないので。サメ映画を見ては,「海に行くのはやめよう」って決意するような感じですから。
石川さん:
僕は「Knockin' Fantasy」かな。一人旅の醍醐味って,“知らない人と話すこと”なので。他人の心の扉を“ノック・ノック・ノック”すると。それには自分の心の扉をノックして開かないと,どちらも部屋から出てきませんもんね。旅先で出会った人って,もう二度と出会わないかもしれません。そういった人とお話をして,解放感を味わうのもいいんじゃないでしょうか。それから,「イースター・カーニバル」で,気分をブチ上げていくのも良いかなと思います!
桑原さん:
すごい。一人旅で,知らない人と会話……できない。
石川さん:
温泉とか行くと,地元のおじいさんとかに話しかけられません? 「どこから来たの?」とか。
桑原さん:
それはありますね。
石川さん:
「東京から来ました。地元の方ですか? ここの温泉すごくないですか?」って全裸の付き合いをしたりとか。
桑原さん:
うまいんだよな,話の持っていきかたが(笑)。
4Gamer:
旅先で,心の扉をノックしているんですね。西山さんはどうでしょう。
西山さん:
「天下無敵☆メテオレンジャー!」にしようかなぁ……。
桑原さん・石川さん:
どういうこと?
西山さん:
(候補は)いろいろあるんですけど,元気で楽しげな曲を,旅先でお酒飲みながらカラオケで歌いたいので!
全員:
あー! それは良い!
西山さん:
メテオレンジャーってキャッチーで,1,2回聞けばみんなで歌えそうじゃないですか。最後サビではみんなで合唱したりとか。そういうことを楽しめそうです。
桑原さん:
みんなアクティブだなぁ……。
西山さん:
そんなことないですよ!
4Gamer:
では,最後の質問になります。今回の配信をご覧になる視聴者へのメッセージをお願いいたします。
桑原さん:
お二人とも忙しいなかで,楽曲に対しての想い,歌うにあたっての気持ちなどを聞けたことがうれしいですし,それがファンの方に伝わったら何よりです。その反応がまた僕らに返ってきて,新たな作品作りのパワー,お二人のパワーになれば良いなと。
恩返しとはまた違うかもしれませんが,(「くわPスタジオ TRIP」は)ファンの方々からいただいたものをお返しできる機会ではないかなと考えているんです。単純に楽しかったこともありますが,皆さんにも喜んでいただけるんじゃないかな。ぜひ余すことなく味わっていただければと思います。
石川さん:
まず,楽曲に対して語れる機会をいただけたというのがありがたいことですね。僕がキャラクターソングを歌うとき,どういうことに気を付けているかなどの話は,文字媒体以外ではあまりお話しする機会がありませんでした。なので実は緊張していたのと,怖い気持ちもあったのですが,和やかに配信を盛り上げていただけたので,僕も徐々にリラックスしながら話すことができました。
今後,TRIPアルバムシリーズ第12弾として「Switch」も発売されますが(※4月3日より発売中),「Switch」が辿ってきた道のりを感じる楽曲の並びになっています。このアルバムを聞いていただいたら,初期の曲から最新の曲までを聴き比べていただければと幸いです。その時々の良さもありますし,深みが増しているところもあると思うので。ぜひ今後とも,「あんスタ!!」をよろしくお願いいたします。
桑原さん:
すごいな。(話のまとめかたが)うまいな。
西山さん:
さすがだな。CD買っちゃうわ……。
全員:
(笑)。
西山さん:
今回びっくりしたのが,“誰も台本を見ていない”ということで……(笑)。こういった作品がらみの配信だと,台本も分厚かったり,用意周到に考えて制作したり,ということもあるんです。僕の場合ですが,「あんスタ!!」のことは「何か言わなきゃ,こういうものを用意しなきゃ」ということでなくスラスラと,思い入れの話や,楽曲に関しての鮮明な記憶が出てくるんですよね。
こんなにも,自分の中に「あんスタ!!」が強く残っているんだと,再認識した時間でした。リクエストした楽曲をあんなにステキな生演奏で聴かせてもらったのもうれしかったので,この贅沢な空間がずっと続けばいいのにな,って……。
桑原さん:
(「くわPスタジオ TRIP」は)次回で終わりなんだよ……。
西山さん:
また遊びに来たかったな,っていう思いでいっぱいでございます。このたび発売の「流星隊」のアルバムをたくさん聴いて! 「流星隊」はピンチのときに必ず助けに来るヒーローですので,辛くなったときに,彼らのことを思い出してくれたらうれしいです。今後とも,ぜひよろしくお願いいたします。
4Gamer:
ありがとうございました!
(C)2014-2019 Happy Elements K.K
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