データや分析環境を提供するSensor Towerは本日(2024年4月24日),スマートフォンアプリ「ドラゴンクエストウォーク」(iOS / Android)の分析レポートを公式ブログ(外部リンク)で公開した。


 本作は,スクウェア・エニックスが2019年9月にリリースした位置情報ゲームだ。現実世界を歩いて移動すると,キャラクターも連動して移動し,日常の移動が「ぼうけん」になる。

 Sensor Towerのデータによると,本作の累計収益は20億ドル(約3100億円)に迫っているという。


 また,2019年9月から2024年3月までのスクウェア・エニックスの日本におけるモバイルゲーム別収益シェアでは,本作が40%近くを占めてトップとなっており,2位の「ロマンシング サガ リ・ユニバース」(iOS / Android)の倍以上の収益を記録している。


 位置情報ゲームというジャンルで見ると,2019年9月から2024年3月の期間において,本作の国内収益はトップであり,ダウンロード数も「Pokémon GO」(iOS / Android)に次ぐ2位となった。

 また,本作の1週間あたりの平均使用時間は545分であり,「Pokémon GO」の192分や,「Pikmin Bloom」(iOS / Android)の154分と比べてかなり長い。これは,本作のゲーム性とIPの強さを表すデータだと,Sensor Towerは分析している。

バブルの大きさは平均使用日数/月

 なお,プレイヤーの男女比率は6:4。年齢層は35〜44歳が35%で1位,45〜54歳が23%で2位となっており,幼少期に「ドラゴンクエスト」シリーズをプレイした世代に支持されているようだ。


 そして,一般人口と比較するとカジュアルなプレイヤーが多く,「Yahoo!マップ」の使用率が高いと,Sensor Towerは付け加えている。レポートの全文は,同社の公式ブログをチェックしてほしい。

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