税込のメーカー想定売価は,2万6480円となっている。
すでにVALORANTで活躍するzekken選手といったプロゲーマーが,Viper V3 Proのプロトタイプを使用し,大会で優勝するなど輝かしい成績を収めているそうだ。
また,本体後部の厚みが増したことで,つかみ持ちやつまみ持ちしやすい形状となったのもポイントだ。
Viper V3 Proには,新開発の光学式センサーである第2世代の「Focus Pro 35K Optical Sensor」を採用する。前世代製品の「Viper V2 Pro」やViper V3 HyperSpeedに搭載する「Focus Pro 30K Optical Sensor」と比べて,トラッキング解像度が最大3万から3万5000に向上した。加えて,解像度を1DPI単位で調整できるようになったほか,リフトオフディスタンスとランディングディスタンスを26段階で調整できるようになったのも目に付く違いとなる。
さらに,Viper V3 Proの発売に合わせて,Razer独自の総合設定ソフトウェア「Razer Synapse」に「感度マッチャーキャリブレーション」という機能が加わった。
搭載センサーや内部設計,ソフトウェアの処理などの違いにより,同じトラッキング解像度に設定していても,マウスそれぞれによって微妙に動きが異なるケースがある。感度マッチャーキャリブレーションは,基準となるマウスとViper V3 Proを同時に持って動かして,トラッキング距離を計測することで,Viper V3 Pro側の解像度を調整するというものだ。Razerによると,同社製品間だけでなく,他社製品を使っている場合でも,対応できるそうだ。
なお,感度マッチャーキャリブレーションは,記事執筆時点では,Focus Pro 35K Optical Sensor搭載製品のみの対応となる。
このほかにも,Viper V3 Proには,USBレポートレート8000Hzに対応したワイヤレスアダプタ「Razer HyperPolling Wireless Dongle」が標準で付属するという。Razerは,「競合製品と比べてより軽く,スペック高いマウスである」とアピールしていた。
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