Whitehorn Gamesは,Balloon Studiosが開発を行う一人称視点型パズルアドベンチャー「Botany Manor」(PC / Xbox Series X|S / Xbox One。Nintendo Switch版は国内未発売)をリリースするとともに,ローンチトレイラーを公開した。Steamでの価格は2570円(税込)で,リリースを記念して4月17日まで10%オフの2313円(税込)で販売される。



 Botany Manorは,ヴィクトリア朝が全盛期を迎えた19世紀後半のイギリスを舞台に,大きな屋敷に住むアラベラ・グリーンが主人公となる。植物学者だったアラベラは,現役時代には世界各地を飛び回り,まだ世に知られていない希少な植物の種の収集活動をしていた。しかし,多忙な生活の中で手を付けることなく忘れられたままになっていた種もある。本作では,植物学者を引退して時間を持て余すようになったのを機に,そうした種の発芽に挑戦していく。


 種は,高湿度の熱帯雨林で採取されたものもあれば,砂漠や高山地帯などで自生していたものもあり,環境や気象条件を邸宅内でどのようにして再現するのかが大きな課題となる。収集の際に記録した情報や,おみやげとして持ち帰ったポスター,民芸品などのアイテムをヒントに,空気を浄化したり,特定の土壌を作り出したりして,発芽を促していく。花を咲かせることに成功すれば,次のエリアに続く扉が開き,美しい庭園の次のエリアに向かうという趣向だ。

 なお,植物はすべて架空のもので,風車のように花弁が回り続けるものなどもあり,どんな花が咲くのかといった部分も楽しみの1つとなっている。


 Botany Manorは,インタフェースが日本語に対応しており,Steamストアページで体験版をダウンロードできるので,気になる人は遊んでみるといいだろう。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。