来年、佐賀空港にも自衛隊の同型機が配備予定の輸送機オスプレイについてアメリカ軍は、30分以内に飛び立った場所へ戻れる範囲までしか飛行しないよう制限していることが、軍事情報サイトの報道でわかりました。

これはアメリカの軍事情報サイト、ミリタリードットコムが、軍関係者の話として伝えたもので、空軍と海兵隊のオスプレイについて、飛び立った場所から30分以内に戻れる範囲までしか飛行しないよう制限しているということです。
制限がかけられている、明確な理由は伝えられていません。
アメリカ軍のオスプレイをめぐっては、去年11月に鹿児島県で乗員8人が死亡した墜落事故を受けて、全ての飛行を停止していましたが、今年3月以降飛行を再開していました。

一方、陸上自衛隊は取材に対し、「アメリカ国防省が(飛行制限を)対外的に明らかにしているとは承知していない。自衛隊オスプレイについては安全確保を最優先に飛行している」としています。

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