ルイ・ヴィトンなどを傘下に持つ複合企業が主催する世界のスタートアップ企業を対象としたアワードで、岩手県盛岡市のヘラルボニーが日本で初めて多様性などの部門賞を受賞しました。

ヘラルボニーはフランスの高級ブランド大手「モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン」が主催するアワードで、世界1545社の中から日本で初めてファイナリストの18社に選ばれていました。

このアワードは革新的なビジネスモデルで急成長している「スタートアップ企業」を表彰するもので、ヘラルボニーは日本時間5月23日にフランス・パリで開かれた表彰式で、6つあるカテゴリーのうち多様性・一体性などのカテゴリーの賞を受賞しました。

受賞を受けヘラルボニーの松田文登CO-CEOは、「これを機に、多様な人たちが幸せに生きていける未来を岩手に強く還元できるよう、挑戦を続けたい」とコメントしています。

ヘラルボニーは盛岡市を拠点に障がいがある作家のアートを商品化する事業を展開していますが、2024年7月には初の海外拠点としてパリに現地法人を設立し、海外での事業を本格的に進めるとしています。

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