九州電力は、6月使用分の家庭向け電気料金について、前の年より4割以上値上がりする見通しであることが分かりました。

全国の大手電力会社10社すべて、6月使用分の家庭向けの電気料金が大幅に値上がりする見通しとなりました。

標準的な家庭の電気料金は、九州電力では前の月に比べて450円値上がりし、7551円となる見通しです。

これは前の年の同じ月と比べると43.8%の大幅な値上がりとなります。

ロシアのウクライナ侵攻や円安にともなう物価高の対策として、政府は去年1月使用分から電気料金とガス料金の補助を行ってきましたが、これが廃止されることになったことなどが値上がりの要因です。

冷房をはじめとして電気を多く使う時期を前に、家計の負担はさらに増えることになりそうです。

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