記者会見する日銀大分支店の安徳支店長(22日、大分市)

13日付で日銀大分支店長に就任した安徳久仁理(くにまさ)氏(48)が22日、着任後初の記者会見を開いた。安徳支店長は「温泉や自然、文化財など観光のコンテンツがたくさんある。支店長として、大分県経済のためにどう役に立てるのかを考えていきたい」と語った。

記者会見では、大分経済について「製造業が盛んで産業構造のバランスがいい」とも指摘した。前職についても触れ、「日銀の本支店ネットワークをいかして、どう機能を発揮できるのかを考える仕事だった」などと説明した。

安徳氏は福岡県久留米市出身。1998年に東大法学部を卒業後、日銀に入行。金融機構局金融第3課長や政策委員会室経営企画課長などを歴任した。大分県には、幼いころから観光などでよく訪れていたという。

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