長野県阿智村の木造建築工事業者「バイオ・ベース」が、今月17日付で長野地方裁判所飯田支部に自己破産を申請していたことがわかりました。負債は約1億3000万円に上ります。

民間の信用調査会社・帝国データバンク飯田支店によりますと、バイオ・ベースは低温乾燥窯でゆっくり時間をかけて乾燥させた木材を使った一般住宅の建築工事を手がけていて、2015年6月期には年間売上高約6900万円を計上していました。

しかし、新型コロナの感染拡大の影響で受注が低迷し、2021年6月期の年間売上高は約1700万円に落ち込んでいました。収益性も乏しく、財務面は債務超過に陥り、資金繰りもひっ迫し、先行きの見通しが立たないことから事業継続を断念したということです。

負債は約1億3000万円に上ります。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。