道銀と道南うみ街信金が地域金融インフラ維持で協力する(16日、北海道函館市)

北海道銀行と道南うみ街信用金庫(北海道江差町)は16日、北海道木古内町にある同信金木古内支店に共同窓口を設置すると発表した。道銀が11月に木古内支店を函館支店内へ移転するのに合わせて開設し、道銀のATMも設置する。

共同窓口では、住所や印鑑の変更、キャッシュカードの再発行などを受け付ける。預金口座の解約など一部の業務は、道銀がテレビ電話などを使って対応する。

道銀と道南うみ街信金は2022年11月から、ATMでの他行利用手数料を相互に無料にすることで提携しており、今回の共同窓口開設につながった。

道銀を含めた金融機関では店舗の窓口業務などにあたるスタッフの採用難が課題となっており、各店舗の営業体制維持にも影響を及ぼしている。道銀は同様の取り組みを道内のほかの信金や郵便局とも進めており、今回は6例目となる。

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