岩手県内の地方銀行3行が2023年度の決算を発表しました。
岩手銀行は減収減益、北日本銀行は増収増益、東北銀行は増収減益となりました。

岩手銀行の2023年度の売上にあたる経常収益は、株式や国債などの売却益が減ったことで、前の年より33億円少ない386億6000万円となりました。

また、法人税などの費用が増加したことなどから、最終的な利益を示す当期純利益も前の年を10億円下回る、40億6000万円で3期ぶりの減収減益となりました。

そして14日、田口幸雄代表取締役会長が5月26日の株主総会で退任することが決まり、代表取締役には岩山徹頭取が就任する予定と発表されました。

北日本銀行は、有価証券の利息配当金や株式の売却益などが増加したことにより、経常収益は前の年より44億円増加して、244億2000万円となりました。

また当期純利益は、前の年を4億円上回る30億1000万円となり、3期連続の増収増益です。

東北銀行の経常収益は有価証券の利息配当金や株式の売却益などが増え、前の年を9億円上回り129億9000万円となりました。

一方で、経常利益が3億円余り減ったことなどにより、当期純利益は前の年を9300万円下回る13億2000万円で、6期ぶりの増収減益となりました。

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