岩手県の達増知事は、4年間運休が続いている花巻空港と上海を結ぶ国際定期便をめぐり、5月中国の航空会社を訪問して再開を要請することを明らかにしました。

達増知事は5月10日、経済交流の推進のため5月17日から24日まで中国を訪問し、その際、中国東方航空に出向いて花巻ー上海便の再開を要請すると明らかにしました。

達増知事
「国境を越えた行き来もどんどん戻ってきているところで、ニーズに応えていくことができれば」

花巻ー上海便は2019年度、約1万4000人が利用していましたが、新型コロナウイルスの流行を受けて2020年2月から運休しています。

達増知事は台湾便の搭乗率が好調だとしたうえで、上海便の早期再開によりインバウンドや県産品の輸出の拡大につなげたいとしています。

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