三菱製紙は10日、子会社である三菱製紙エンジニアリングが製造した変圧器などで使われる耐熱プレスボード製品の一部で検査測定データの改ざんがあったと発表した。

改ざんは10年以上前から行われていた可能性があるとしている。

ただ出荷された耐熱プレスボード製品は必要な水準は満たしているという。

三菱製紙は、特別調査委員会を設置して原因分析や再発防止策の策定を進め「今回の事案を機に、全社一丸となって、徹底的に品質にこだわり、更なるコンプライアンス強化を目指す企業へ生まれ変わっていくことを誓います」としている。

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