岩手・大船渡湾ではウニ漁が解禁され、5月10日の朝も日の出とともに漁業者が海に出て初夏の味覚を水揚げしました。
2024年は2023年を上回る水揚げとなる見通しです。

大船渡市の下船渡漁港付近では20隻ほどの小型船がでて、日の出とともにウニ漁が始まりました。

漁業者たちは箱メガネを使って海の中をのぞきながら網や爪がついた竿を使って次々にウニを獲っていました。

カゴいっぱいに水揚げされたウニは早速殻むきされ、品質のいい身を選別する作業が行われました。

漁業者
「数はきのうは良かったがきょうは少し足りない。全体的には去年より良い」

大船渡市漁協によりますと、9日と10日の2日間で150キロを超える水揚げがあり、2024年は2023年の総量307キロを大きく上回る見通しだということです。

大船渡湾内のウニ漁は5月20日まで、湾の外での漁は8月中旬まで続くということです。

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