スタートアップ・中小企業支援のリバネス(東京・新宿)は12日、みずほ銀行と中堅・中小企業の支援で提携すると発表した。みずほ銀の融資先企業とスタートアップとの連携や新規技術開発などを促す。双方の海外拠点を活用し、東南アジアを中心とした海外展開にもつなげる。初年度に12社の海外展開を支援する計画だ。
「日本の地域活性化に向けた連携協定」を締結した。研究開発型企業の支援を手掛けてきたリバネスの強みを生かし、みずほ銀行の地方の融資先の技術力向上やスタートアップとの連携による新規事業開発などを進める。
同日記者会見したリバネスの丸幸弘グループ最高経営責任者(CEO)は「地域の企業や大学の高い技術力を生かし、グローバル企業の輩出を目標とする」と話した。
みずほ銀はメガバンクで唯一、47都道府県すべてに拠点を持つ。23年に地場産業の活性促進のため本部機能として「地域創生デスク」を設置し、地域創生支援の取り組みを強化してきた。
みずほ銀の金田真人執行役員は「日本をもう一度強くするために、地域の中堅・中小とスタートアップの連携を進め、金融機関としてファイナンス面で支援していきたい」と話した。
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