大光銀行は10日、川合昌一専務(62)が頭取に昇格する人事を発表した。6月25日に開く定時株主総会後の取締役会で正式に決める。石田幸雄頭取(70)は代表権を持つ会長に就く。頭取の交代は2019年以来5年ぶり。新たな経営体制のもとで「グループのさらなる企業価値向上を図る」としている。

川合氏は1993年に大光銀行に入行し、審査部長などを経て19年に取締役就任。23年に専務となり、コスト削減・業務改革特命チーム部長も兼任している。

同行は長年、旧大蔵省(現財務省)出身者が頭取を務めてきたが19年に生え抜きの人材としては約40年ぶりに石田氏が頭取に就任した。

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