旭化成の2023度の決算が発表されました。売上高は過去最高を更新しました。

旭化成の昨年度の連結決算は、売上高が2兆7849億円で、前の年度に比べ2.1%増え、過去最高となりました。これは住宅事業の不動産部門や海外事業部門が好調だったことが要因で、営業利益は1407億円と、前の年度に比べ10.2%の増益となりました。前の年度赤字だった当期純利益は、438億円の黒字に転じました。

また旭化成は2022年に火災があった延岡市のベンベルグ工場の資産価値を見直し、122億円の減損損失を計上したことを明らかにしました。火災前の投資状況や今は7割程度となっている稼働率を踏まえたもので、今後は「現状の稼働率を維持しながら将来計画をたてたい。」としています。

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