清水銀行は東証の最上位市場である「プライム」での上場維持基準に適合したと発表した。2023年3月末時点で、流通する株式時価総額が96億円と基準の100億円を下回っていた。24年3月末では株高の影響もあり他の基準も合わせて全て満たしたとする。

プライム市場の上場維持基準は株主数や1日当たりの平均売買代金、流通株式数など5基準ある。このうち流通株式時価総額が3月末に101億円になった。同行は23年6月、上場維持に向け計画書を策定。配当水準の向上や持ち合い株式を減らすことで流通株式を増やし株価上昇につなげる方針を示していた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。