フクイラプトルのパネルなどを展示する

武蔵野銀行は2日から、本店ビル(さいたま市)の2階で福井県の魅力を発信する催しを始める。福井県で化石が発掘された肉食恐竜などのパネルや模型を展示し、観光パンフレットも配布する。福井県や福井銀行と連携した取り組みで、埼玉と福井の経済的な交流を活性化する一助とする。

北陸新幹線の金沢―敦賀間が3月に延伸開業し、さいたま市から福井県まで乗り換えなしでアクセスできるようになった。福井県は関東や東北エリアからの観光誘客の拡大を目指しており、東日本の交通のハブである大宮を重要なプロモーション拠点の一つと位置づけている。

イベントは「つながる福井PR展」と題し、17日まで開催する。午前9時〜午後5時までオープンしており、無料で入場できる。恐竜の展示ではフクイラプトルなどのパネルを5点、トリケラトプスやティラノサウルスなどの模型を6点設置する。

福井の地酒など、飲食品の見本も並べる。台上の2次元コードにスマートフォンをかざすと、アンテナショップ「ふくい食の國291」(東京・中央)や、地酒専門店の「酒みやごう」(福井市)で扱う商品をオンラインで購入できる。

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