江崎グリコは、出荷を停止しているプッチンプリンなどほぼすべての「冷蔵食品」について目標としていた5月半ばに出荷を再開できず、出荷の停止期間を延長すると発表しました。

■ほぼ全ての「チルド商品」の出荷停止

大阪市に本社を置く江崎グリコは、4月3日に社内のシステムを更新した際にシステム障害が発生した影響で「プッチンプリン」や「カフェオーレ」などほぼ全ての「チルド商品」の出荷を停止しました。

■5月中旬の出荷再開目指すも間に合わず

4月18日に出荷を一部再開していましたが全国の物流センターで別のシステム障害が発生したため、再び出荷を停止。
5月中旬の再開を目指して復旧作業を行っていました。

その後、システム障害に関する問題の特定は進んだものの、解消に時間がかかっているため、江崎グリコは、商品の安定供給に向け万全を期すため、出荷停止期間の延長を決定したということです。

■「一刻も早い復旧に向け全力」

出荷再開の時期は未定だということで、江崎グリコは「一刻も早い復旧に向け、引き続き全力で取り組んでまいります」とコメントしています。

鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。